note建築・暮らしのこと
パッシブデザイン②自然風利用
2025.07.25
こんにちは!大川原です
気温の高い日々が連日続き、少し動くだけでも汗がしたたる毎日。あと何日間我慢すればいいのでしょう。
先日、深谷市山河モデルハウス【晴耕雨読な暮らし】に入ったとき
無垢の木の家の良さを改めて実感しました。
玄関を入った瞬間の、木の香りなんかホッとする(リラックス効果)
歩いたときの無垢材の床がサラッとしてる(調湿作用)無垢材は、湿度が高い時には湿気を吸収するので、真夏のこの時期でもとても居心地よく体全体で感じることができました。
芝田建築デザインでは、パッシブデザインを最大限に活用・調節できるように建築設計を考えています。 設備ではなく、建物のあり方(建物の設計)で『冬暖かい』『夏涼しい』『1年を通じて明るい』が実現する建物を目指します!
前回のパッシブデザイン①で自然風利用を一部紹介しましたが、下記の高窓と立体通風も効果的です
高窓を設ける(熱気を排出して、建物全体を冷やす)
階段室を利用した実例です
立体通風を考える(階をまたいで風を通す手法)
空気を縦に流します。冷たい空気は下へ流れ、暖かい空気は上へ流れます。
吹き抜けや階段に高窓があることで、上昇気流ができ南北に流れる風通しの良さとはまた違った心地よさの立体的な空気の流れが生まれます。
なるべくなら出来るだけエアコンを使わず、自然の風で過ごしたいですが、これだけ高温だと日中は窓を閉め、中より外気の気温が下がったときは、窓を開けるなど、無理せずエアコンもうまく使いながら、夏を乗り切りましょう!