note建築・暮らしのこと
ベンチを作る!続
2025.12.01
こんにちは!大川原です
未完成のベンチを作っている途中で、お昼ご飯を作るためその場を離れたら・・・・。
母が座ってしまい崩壊。となりにあった水槽も割れてしまいました。
「まだ座るな!」
とでも張り紙しておかないとダメでした。ケガをしなくてよかったですが。
ベンチの脚が高かったので、芝田建築デザインの大工さんに切ってもらいました


カットした木材の表面を削ったものが一番左側。同じ木材でも見た目が様変わり。表面が平になり、手触りが滑らかになりました。

鉋(かんな)で木材の面取り(鋭利な角部分を削り滑らかな角面へ加工する)
カットをお願いした木材の表面を削り、鉋掛けまでかけてくれた木材を見たら、とてもうれしい気持ちになりました。普段から丁寧な仕事を心がけているからこそできるひと手間です。

削りたてヒノキのおがくず。特有の清々しい香り。

工芸品?に見えますが
手仕事の大工道具【墨壺】直線を引くときに使います。
糸を巻き付けた車・墨の池があり、今でいうと巻き尺に少し似ています。
木材の上に糸をピ-ンと張り、離すと黒い直線を引くことができます(墨を打つ)また、池に【墨さし】をさして筆がわりに使います
大工の加工場には、さまざまな道具がありますが
木を熟知した大工により、一本一本性格の違う無垢の木を見極めて手仕事で丁寧に加工していきます。
熟練の技と職人技術そして経験が必要です。
