note建築・暮らしのこと
家の外壁材
こんにちは!大川原です
ときがわの山々が新緑と、山つつじ・山桜でなんともきれいな景色です。
山道には三つ葉や、わらびもニョキニョキと伸びはじめ。これからしばらくは山菜が食卓を彩ります。
先日、お客様と話をしているなかで
「ときがわ町に住んで四季の変化を感じられるようになり。気持ちが穏やかに過ごせる」
とおっしゃった方がいらっしゃいました。
長く住んでいると当たり前の景色でしたが、お金を出しても買うことができない自然の恵みに感謝しないと。と思う出来事でした。
さて、最近よく外壁材についてご質問をいただきます。
「黒い外壁が最近多いですけどどうしてですか?」
「塗り直しはできますか?」
外壁材は、家の外観のイメ-ジを大きく左右するので悩まれる方も多いのだと思います。
芝田建築デザインの森林公園モデルハウスの外壁材は
アイカ工業株式会社のジョリパットネオを使用しています
ジョリパットは、塗料に骨材(砂や砂利)を配合した自然素材を使用していて、ヒビ割れや汚れに強く
その塗料をコテを使って仕上げて柄を出していく意匠性の高い商品です。
カラ-は180色ほどあります
塗りかえ時期は、塗膜の劣化状態にもよりますが、一般的な目安は概ね9年~15年です。
そとん壁は、シラス台地のシラスから出来ている100%自然素材の外壁材です。
シラスは、マグマが噴火すると同時に冷やされ火砕流となり推積したもので、とても細い微粒子の中に、無数の穴が開いた構造になっています。この無数にある空洞がニオイを吸着し、空気層となって断熱性も高めてくれます。また調湿性・透湿性に優れ、家を結露やカビから守ってくれます。
無機質の天然セラミック素材なので、基本的には塗りかえもなく、環境に優しい自然素材です。
焼杉、杉の板を焼いた外壁材です。
耐久性を高めるために焼き焦がし、炭化部分が塗料の代わりをしてくれます。
炭と聞くと燃えやすいように思いますが、真っ黒の部分は炭なので、もうこれ以上は燃え広がりにくい耐火性があります。
(近くで見ると表面はボコボコしていて当然ですが触ると黒くなります)
木材特有の防虫効果や調湿効果にも優れたいて経年劣化も楽しめます。
この他に、サイディング材もあります。
さまざまな材料の製品(木質系・樹脂系・窯業系・金属系)がありデザインが豊富で、家の外観のデザインやイメ-ジに合わせて選ぶことができます。
外壁材に限ったことではありませんが、それぞれの素材の特徴をよく知って、自分たちに合ったモノを使うことが、その家に永く住み続けるためにも必要なことだと思います。