芝田建築デザイン | SHIBATA

こんにちは大川原です。

先日、お雛様を出しました！
私が子供の頃、お雛様を出すこの時期は七段飾りとケース入りのお雛様で、一部屋使っていた記憶がありますが
最近はかなりコンパクトになり春の節句に負担を感じることもなくなりました。

我が家は、旧暦（4月3日）でお祝をするため、子供達の卒業や進級の門出を彩ってくれています。
祖母と子供達で飾ったお雛様は、よく見ると配置が違っているようにも感じますが
家族の思い出として子供の心に残ってくれるとうれしいです。

雛祭りに供えられる
ひなあられの色は、四季を表現していて「桃・緑・黄・白」の四色で一年を通して娘の幸せを祈るという意味があるようです。
元気に楽しく、そして明るく日々の生活を満喫してほしいと思います。

春の行事は、新入学・新年度・新学期・新生活・お花見・いちご狩り等
気持ちの変化が多く気温の寒暖差も大きい月です。焦らず怒り過ぎず、食べ過ぎず「春バテ」に気を付けましょう！
東京でサクラの開花宣言が発表されましたが、弊社の前のサクラも何輪か咲き始めました。

サクラと聞くと花を楽しむイメ－ジですが、実は木材としても利用価値の高い木です。

【サクラ】の木材は
〈色〉丸太を木口から見たときに樹木の中心に近い部分（心材）は赤褐色で、樹皮に近い部分（辺材）は淡い黄色
〈肌触り〉滑らかで心地よい手触り
〈香り〉ほかの樹種にはない独特の香り
〈経年劣化〉年数が経過すると徐々に、辺材の淡い部分は褐色に変わっていく

芝田建築デザインで手がけさせていただいた家々の【サクラ材】を使用した実例をご紹介します！

無垢材サクラ床板

針葉樹のひのきや杉板に比べて固いので足触りはひんやりしますが、傷が付きにくい利点もあります。

無垢材サクラ床板

傷や汚れ、水じみを気にされる方へ、水廻り（キッチン・洗面所）箇所に使用した事例です。

サクラのような広葉樹の床板は、あらかじめウレタン塗装をしたものが多く、ウレタン塗装は、木の表面に膜をつくってしまうので、木の呼吸を止めてしまうデメリットがあります。無垢材の温もりが失われてしまうので暖かい素材感を感じたいという方には、不向きです。
しかし、表面に固い膜ができるため、汚れやシミ、水気に強く、傷がつきにくくなります。

無垢材サクラ床柱

滑川モデルハウスの床柱は6寸（18ｃｍ）のサクラを使用しています。滑らかで心地よい手触り。年数が経過すると徐々に褐色色に変わっていきます。極端に濃い色にはならず、落ち着いた雰囲気を楽しめます。

また、サクラは固木のため薪に使うと火持ちがとてもよいです。
サクラの薪は、暖かさがまろやかになると聞いたことがあります。
薪の樹種で、暖かさの質が変わるのも面白さを感じます！！