note建築・暮らしのこと

ときがわのミライとひのき

2024.02.27

こんにちは大川原です

 

先日、弊社の近所(TOKIGAWA BASE)でオリジナル地図づくりイベント
【ときがわ町の昔といまとミライ】があり、子供と一緒に参加させていただきました。

 

昔、昭和25年の西平地区には、パチンコ屋・平役場・旅館・接骨院・八百屋・豆腐屋・製菓店・農協・製材所・木工所等が宿の交差点周辺にあり
人口も世帯数も多く活気があったと、どんぐり山を守る会の方に話を伺いながら地図上にその当時あった店を記入していきました。
昔の様子を懐かしそうに話す隣で、小学生の子供たちは未来のときがわ町を創造しています!
「未来は、大野から直通便で沖縄まで飛び立つオスプレ-のようなものができる。滑走路なんていらない」
「未来は、ときがわタワ-が建つ」
「未来は、ときがわ市になり新幹線が通る」
未来のときがわ町を創造している子供たちの目は真剣で、新鮮でした!

 

主催していただいた 大正大学 ふるさと支援隊仲北浦ゼミの方々
協賛いただいた どんぐり山を守る会の方々
貴重なお話とイベントを企画していただきありがとうございました。

イベントでは【ひのき】のネームプレ-トを使用しました。
独特の香りを感じます、そして年輪がとっても美しいです!

木はそれぞれに異なる木目を持ち、ひとつとして同じものがありません。木材の持つ魅力のひとつです。

 

【節】についても同様に大きなものや小さなもの、色や形もそれぞれです。【節】の有(節有)無(無節)によって見た目ががらりと変わります。
【節】とは、枝の根元部分が幹の内部に残ったもののことです。木は成長すると、高く伸びるだけでなく幹も太くなります。
その時、枝の一部が幹に取り込まれてしまいます。そして、これが木材として切り出したときに【節】となって現れます。
【節】は自然と生まれるもので、自然のままの風合いです。

 

それぞれの木材のよさを活かしつつ、芝田建築デザインでは適材適所に無駄なく活用した家づくりをしています。

 

芝田建築デザインで手がけさせていただいた家々の【ひのき材】を使用した実例をご紹介します!

 

天井は無節の無垢材ひのき材・階段は無垢材ひのき板

大工が加工し造作した階段です。
ひのきは、杉に比べて少し硬いので傷がつきにくい利点があります。
階段の節も、それぞれの木の個性、無垢の木ならではで愛着がわきます!

天井はひのきの上小節(小さな生き節が含まれる)、きれいな板の木目が際立ちます!

 

梁と柱にひのき・床は無垢材ひのき床板

ひのきは、木目が美しく光沢があり高い耐久性・耐腐朽性で建築用材として優れた木材です。
床は上小節の無垢ひのき床、板厚み15mmを使用しています。
上小節とは、節の直径が約10mm程度の小さいもので、ほとんど目立ちません。

 

 

無垢材ひのき床板 節あり(天井は杉板です)

節有の無垢材ひのき床板厚み15mmを使用しています。木本来の自然な感じに包まれます。

 

 

ウッドデッキ材にひのき

ひのきは、水分や湿気に強く、耐朽性があるため室外のウッドデッキにも適しています。
とはいえ、やはり雨に濡れない方が長持ちします、ウッドデッキの上部に屋根のある事例です。

 

 

同じひのき材でも節の有無によって、木目や使う場所によって、雰囲気が変わります。

また、木材により節の入り方や特徴も異なります。私たち人間と同じで色々な表情を見せてくれます!

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